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推しがこの世界にいるってすごい

私はもう何年も二次オタだった。二次元しか推せない女だった。二次元万歳。三次元のイケメンはイケメンだとは思うし、好きだけどハマリはしなかった。ハマる気持ちが全然わかんなかった。それが去年、うっかり三次落ちしたのである。想定外の出来事だった。そして思ったこと。推しがこの世界にいるってすごい!!!

いやほんとね、多分二次元と三次元の両方のオタクをしてる人みんなそう思ってると思う。すごいね、推しがこの世にいるってこんなにすごいんだ……もっと早く教えて。

私がハマったのは超特急というグループである。恵比寿学園男子部、通称EBiDANという集団に所属していて、事務所はスターダストプロモーション。ジャニーズとか俳優とかとはまた全然違うから、その辺の人とは思うことが違うと思うけど、三次オタになって嬉しかったことをかいてこうと思う。

 

①同じ世界に生きてる

当たり前だろって思われるかもしれないけどこれすごいよ。同じものを共有してるっていうのは。例えば推しが紹介したお店はこの世界に存在するから行くことだってできる。推しがディズニーにだって行く。私も行ったことある場所に推し行ってる……。あと、推しが私の好きなゲームをやってたり漫画を読んでる。何この世界。こわ。

 

②会える

これね、誰でもすぐ想像出来ると思うけど、会えるってとんでもない。等身大フィギュアとかじゃない、VRとかじゃない、生身の推しが動いてしゃべる。すごすぎる。アニメも動いてしゃべるじゃん、っていうけど画面の中で動いてるのと目の前で動いてるのじゃ全然違うからね、ほんと。初めて私が超特急のライブに行ったとき、2階の最後列っていう一番彼らから遠い席だった。めっちゃ小さくしか見えなかった。それでも生きてたんですよ、彼らは。生命力みたいなのが伝わってくるんですよ。推しがこっちに向けて喋ってる……。あとEBiDANの子たちって基本的に女子ドルみたいにCD発売のときに特典会をやるんですけど、これは完全に至近距離だから……超高画質の推しが目の前にいる……顔がうつくしすぎて死んでしまう……。握手会行くの、人生で一番緊張した。三次元の悪いところのひとつは、あっちもこちらを認識することです。空気になりたい。

 

③書き下ろしが多い

なんのことかっていうと、写真の話です。写真。超特急の子たちはブログとかインスタをやってるんで、そこに自撮りとかをしょっちゅう載せるわけです。すごない!?そしてブログなどでどんどん書き下ろしシナリオも増えていく……彼らはずっと連載中なわけですよ。私のハマってたジャンルはゲーム作品ばっかりだったんで……新しいイラストが出ることなんて滅多にないし、同じところを何度も何度もやり直すことしかできなかった……それがなに!?ほぼ日刊で新作書き下ろしイラストがアップされる!?こんな気が狂った世界が存在するなんて……。情報量が多すぎて頭パンクする。

 

④軽率にクロスオーバーする

まあ大きく言ってこの世という同じ作品にいるとも言えるかもしれないけど。でも私にとってはやっぱり違う作品の子たちが繋がるってとんでもないよ……。私が前に見た2.5次元の舞台で推しを演じてた子が超特急の推しとご飯食べに行ってるブログを読んで、すごい衝撃が走ったからね。しかもその舞台、超特急の推し見に行ってた。こんな奇跡ある??ないよ……

 

⑤推しと推しがシンクロする可能性

これは二次元と三次元のオタクをやってるからこその特典。実写化とか二次元のオタク、あんまり好きじゃないと思うけど……でも推しが推しを演じる可能性があるのはすごくない!?超特急のカイくんは実写東京喰種でヒデくんを演じてたんですけど、私はヒデくん推しだったんですよね。正直めっっちゃ嬉しかったから!!!あと超特急の子たち、コスプレもしがちなんで、それも嬉しかった……ありがとう……。

 

 

こんな感じで二次オタには嬉しいことたくさんありました。もちろん、三次元のデメリットもある。脱退とか……正直二次元の推しが死ぬよりつらかった……。でもやっぱり三次元を推してることによる感動は二次元には変えられないモノがある。二次オタもね、是非とも三次にも目を向けて欲しい。EBiDANの子たちはなかなか二次元力高くておすすめだよ。

 

 

 

 

最後に全世界の二次オタに聞いてほしい曲を紹介する……超特急の「超えてアバンチュール」って曲、テンポの良さも最高だけど、歌詞があまりにもわかりみ深すぎて死ねるから……。

 

「何度同じ台詞を聞いた?干渉不可能な世界に羨望感」

「星より輝くその笑顔スクショして保存」

 

わ、わかる…………